クリニックの検索・予約から実際の診察・決済まで、全てLINE上で完結できるオンライン診療サービスが11 月から提供開始されることになりました。
LINEヘルスケアは、昨年の12 月より LINEで直接医師に相談できる「健康相談サービス」の提供を開始しています。
オンライン診療は、高齢者の通院の負担解消や近くに病院が無い地域の住民にも、平等な医療の提供ができることが強みです。
しかし、ユーザー側の導入ハードルの高さや医療機関側の導入のコストの負荷等が、オンライン診療浸透の課題の1つでした。
LINE ドクターとはどのようなサービスなのでしょうか?
LINE ドクターのサービスとは?

LINEビデオ通話を利用して、医師の診察を受ける事ができるオンライン診療サービス。
新たなアプリをダウンロードする必要も無く、クリニックの検索・予約から、診察、そして決済まで、LINEアプリ上で行うことができます。
また、オンライン診察を利用するための追加手数料は一切かからず、ユーザーは診察費のみで利用可能となります。
処方箋による薬代や薬の配送料金等は、別途必要となります。
LINEドクターであれば、LINEで、診察を行う事ができるので、患者側の導入ハードルを下げる事ができて便利ですね。
LINE ドクターの今後の展開
「オンライン服薬指導」との連携も予定しています。
自宅にいながら、医師の診察を受けることだけではおわりません。
処方された薬を薬剤師の服薬指導のもと、自宅で受け取る事ができるのを実現していくそうです。
LINE ヘルスケアとは?

LINE ヘルスケアは、遠隔医療相談です。
いわゆる”オンライン診療”とは異なり、具体的な診断や薬の処方などは対応できません。
「この症状、すぐに病院にいくべき?」「何科に行ったらいいの?」などの疑問に、医師が経験・知識をもとに回答いたします。
便秘など対面では相談しづらい悩みも、相談しやすいというメリットがあります。
利用方法
- LINEヘルスケアを立ち上げて、氏名(匿名相談も可能)、年齢、身長などの基本健康情報を登録します。
- 「頭痛」や「花粉症」などのテーマや、診療科から相談したい医師を選びます。
- 「いますぐ相談する」「相談を予約する」「あとから回答をもらう」から相談方法を選びます。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、9月30日までサービスを無料で提供しているそうです。
その後の支払い方法は、ラインペイで行います。
回答者は、医師免許のある医師が実名で相談に答えてくれるので、安心ですね。
ラインヘルスケアで、コロナの不安を少しでも取り除けたらいいですね。
病院でなかなか対応ができないときなどに便利です。
最後まで読んでいただき有難うございました。